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【アイノモト vol.83】アルビレックス新潟U-18 プレミアプレーオフ取材レポート

 

高校生年代で最高峰のプレミアリーグ。来季、そこで戦う権利を勝ち取るための「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 プレーオフ(以下、プレミアプレーオフ)」が12日、14日の2日間、広島県内で行われました。

 

プレミアプレーオフに出場できるのは、全国9地区のプリンスリーグを勝ち上がった16チーム。今季のプリンスリーグ北信越で、プレーオフに進めるのは1枠という条件の中、アルビレックス新潟U-18は見事に優勝し、その権利を得たのです。

 

16チームは、A〜Dの4ブロックに分けられ、各ブロックでトーナメントを開催。2試合勝ってブロック首位に立った4チームが昇格できるという条件。

 

新潟U-18は、1回戦に勝利したものの、2回戦で敗れたため、プレミア昇格をかなえることはできませんでした。しかし、最後まで自分たちのやりたいサッカーを、ぶれることなく表現し続けたチームの一体感には、本当に胸が熱くなりました。

 

大会前日の様子は、前回の「アイノモトvol.82」で取り上げたので、ここでは、試合の様子をレポートしたいと思います。


◆1回戦
12月12日(金)13:30キックオフ
桐生第一高戦 ◯1-0

 

試合会場は、東広島運動公園陸上競技場(東広島市)。新潟U-18は、同会場での第2試合。第1試合(11時〜13時)が終了してから、第2試合開始までは、わずか30分。新潟から駆けつけたサポーターの皆さんが、大急ぎで横断幕を張って、応援席をオレンジに染めていきます。

 

小林椋人(2年)最前線で前へと仕掛け、プレスも激しく。

 

13時30分、キックオフ。前半から新潟U-18が主導権を握って進めます。攻守ともに、矢印は前へ前へと、今季の新潟U-18らしいサッカーを表現。[4-1-2-3]のア

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