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【アイノモト vol.84】寺川 能人 強化本部長

モバアルZの定期コラム「アイノモト」は、アルビレックス新潟オフィシャルライターの野本桂子さんによるテキストコンテンツ。

10年以上、ほぼ毎回のトップチーム活動に取材へお越しになり、チームの紆余曲折を見守ってきた野本さんが注ぐチームへの愛情、記者としての独自の目線、愛とEYEで綴る「アイノモト」をご覧ください。 

野本さんが宮崎県都城市キャンプにお越しになり、寺川能人強化本部長に取材してくれました。


船越アルビの原点回帰

 

---船越優蔵監督体制になり、キャンプ前半はボールを使わない“素走り”のトレーニングを、みっちり行ってきました。

 

「今は苦しいですけど、この先、試合の中で苦しい場面になったとき、最後までやりきれるという実体験が出てくると、今やっていることが間違いじゃなかったと感じられると思います」

 


---走りから鍛えるという、新たなチームの色がトレーニングにも出ていますが、昨季のJ2降格を受けて感じた課題と、それを受けて、どうすることが必要だと考えられたのでしょう。

 

「データ的なところを見ると、アルビレックス新潟は、走っていないわけじゃない。むしろ、リーグの中では走っていた方なんですよ。(注:2025シーズンの1試合平均走行距離はリーグ4位タイの117km)。ただ、それが結果に結びついてなかった。本当に大事なところで走れているかというと、僕自身は、見ていて物足りないなと感じていました」

 

 

---いつ、どこで走るといった質の部分を見直しですね。

 

「そうですね。危ない場面でゴール前に戻るとか、カウンター攻撃になったとき、前に出て行

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