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努力の先に

 

2022シーズンに高卒で加入し、カマタマーレ讃岐での2年間の期限付き移籍を経て新潟に帰還した陣平。23歳となる今シーズン、オレンジのユニフォームを再び纏い、並々ならぬ決意で戻ってきたのですが、ここまでの日々は決して順風満帆なものではありませんでした。練習中の陣平の表情は、常にポジティブである一方、どこか自分自身と葛藤し、苦しんでいるような色がにじんでいるようにも見えます。そのことを率直に尋ねると、陣平は「苦しい立ち位置になるというのは、ある程度覚悟して戻ってきた状況ではあります」と、静かに口を開きました。もちろん開幕から試合に出たかったという悔しさは強く、現状に満足しているはずもありませんが、陣平は言い訳を口にすることなく、来るべきチャンスの瞬間に向けてコツコツと準備を続けています。

 

現在の陣平は、本職ではないサイドバックとしての役割を求められることもあると言います。慣れないタスクに戸惑い、「守備を意識するあまり持ち味の攻撃が消え

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