【コラム】えのきどいちろうのアルビレックス散歩道 第560回
「手前のところ」
J2・J3百年構想リーグ(西A組)第9節、新潟×金沢。
チームバスの入り待ちを決行し、「アイシテルニイガタ」で船越アルビを鼓舞したサポーターにとって、昨年6月15日(J1横浜FM戦)以来、293日ぶりのホーム勝利は格別だったと思います。本当に長かった。勝利のバンザイや「ハルヲスイング」からすっかり遠ざかっていた。PK戦勝ちであっても何でもとにかくホームで勝たないことには話になりません。地元のサッカー熱が冷めてしまう。まずプロチームは結果を求めてナンボでしょう。百年構想リーグは西A組全チームとひと当たりして、折り返しですね。ここまで勝点16の4位につけている。上には徳島(勝点21)、富山(同18)、高知(同18)がひしめく。
他の組を見てみると(相手が違うので単純比較はできませんが)、アルビより勝点を稼いでいるのは仙台(23)、秋田(22)、湘南(21)、いわき(20)、大宮(19)、岐阜(18)、甲府(17)、宮崎(24)、鹿児島(20)といった顔ぶれです。アルビとほとんど差がないのは松本山雅(15)、大分(14)でしょうか。率直に感じるのは「J1降格チーム」のアドバンテージが雲散霧消していることです。完全にJ2・J3勢のなかに埋もれてしまっている。J2・J3勢は大都市圏ではなく、地方クラブが主ですね。新潟という地方クラブがそのなかに埋没してしまった。
だから勝っていくしかないんですよ。勝ってプレステージを上げる。新潟のサッカー熱は他とは違うっていうところを示さなくてはならない。同組のライバル、徳島
