【アイノモトvol.114】シマブクカズヨシ
モバアルZの定期コラム「アイノモト」は、アルビレックス新潟オフィシャルライターの野本桂子さんによるテキストコンテンツ。
10年以上、ほぼ毎回のトップチーム活動に取材へお越しになり、チームの紆余曲折を見守ってきた野本さんが注ぐチームへの愛情、記者としての独自の目線、愛とEYEで綴る「アイノモト」。
今回は、シマブクカズヨシ選手に野本さんがフォーカス。チームを3連勝に導く活躍を見せながらも、向上心を燃やし続けるシマブク選手。船越監督の下で、日々貪欲に成長を重ねる裏側には、先輩たちからの学びと地道な積み重ねがありました。シマブク選手の、まっすぐで熱いサッカーへの想いをぜひご覧ください。
3連勝へ導いた、2得点1アシスト

アルビレックス新潟は、J2リーグ3連勝中。3試合すべてで、決勝点に直接関わっているのが、シマブクカズヨシ選手です。
その皮切りは、今季のホーム開幕戦となったJ2第2節・北海道コンサドーレ札幌戦(H/◯2-1)。1-1で迎えた、後半早々の46分。白井永地選手からのクロスに右足を合わせた強烈なボレーシュートで勝ち越しました。
続く第3節・藤枝MYFC戦(H/◯1-0)は、2024年から2シーズン、期限付き移籍でお世話になったチームへの恩返し弾。82分、前田椋介選手からのスルーパスをゴール前で引き出すと、最初のシュートはGKにはじかれますが、こぼれ球に右足を振り抜いて仕留めます。これが決勝点となり、ホーム2連勝に貢献しました。
そして第4節・いわきFC戦(A/◯3-2)は、シマブク選手の高精度CKからマテウス・モラエス選手のヘディングシュートが決まり、逆転に成功したのです。「みんなでやってきた練習の形が、そのまま出ました。練習で何度もミスしたけど、やっと自分のキックのクオリティーを出せました」。
いずれも拮抗した試合で勝ちを引き寄せた2ゴール1アシストには、大きな価値があります。しかし、シマブク選手は満足していません。「課題ばかりですよ。自分でシュートを打ってよかったところで、パスを出してしまうこともありましたし。もっともっと自分の武器である、カットインからのクロ
