【コラム】えのきどいちろうのアルビレックス散歩道 第443回
「4種類のフレーバー」
J2第10節、新潟×大宮。
1-1のドロー。とても面白い試合だった。試合後の談話でも両方の監督さんが手応えを口にしておられる。ざっくり言うと最初の10分間、大宮が徹底したハイプレスをかけてきた。アルビはあわてた。思うようにボールを運べない。後手にまわっているうちに失点。これは大宮・高木琢也監督の思うツボだ。もちろんそんなハイペースが続くわけないから、試合は次第に落ち着き、アルビは自分のペースでボールを回しはじめる。26分、クリアを拾ったロメロ・フランクが同点ゴールを決めると、そこからは一貫してアルビペースに…。