恐れずに
『失点とか、ボールを失った後のことは考えずに、とにかく前にプレーしてくれ。ミスは関係ないから、前にプレーして相手の組織をこわしに行け!』。昨日の徳島ヴォルティス戦が7月2日のザスパクサツ群馬戦以来、6試合ぶりの出場となった秋山裕紀選手は、島田譲選手とともにピッチに送り出される前に松橋監督から、こう指示を受けました。「自分もユズくん(島田選手)もそれだけ言われました」と、秋山選手は後半27分での交代シーンについて教えてくれましたが、昨日の試合後の監督会見では、『ユズも裕紀も配球に長けている。特に裕紀は相手の逆を取りながら相手の嫌なところにボールを付けて、テンポを上げくれる』と、攻撃的な展開を意図しての選手交代だったことをコメントしていました。その松橋監督の狙い通りに、秋山選手は短い時間の中でも自身の特徴を最大限に発揮。後半40分にはゴール前に鋭いクロスを供給し、堀米悠斗選手の同点ゴールを演出しました。