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松橋 力蔵 監督 9月3日(土)vs 大分トリニータ 試合後コメント

まずは、悲観的にはなっていません。もちろん負けたことは非常に悔しいですし、もったいなかったと思っています。前半、もったいない失点があったのですが、自分たちの攻撃でビルドアップ合戦をしているようなところに目がいっているような感じでした。僕も常日頃、ビルドアップ合戦をすることは選手に伝えているつもりはありませんが、その方法論にどうしても重きが置かれてしまいました。

後半はいくつかの基本的な指示を出したことで、相手もそれによって下がったのか、守ろうとしたのか、押し込むことができて、チャンスもたくさんつくることができたし、決定機もつくれました。あとはそこを決め切らなければ、やはり積み上げにはなりません。非常にもったいないゲームでしたが、次節は決め切って、次に進めるチームになれるように、また戻ってやっていきたいと思います。

 

--深いところに進入していくためには。
 

パスの優先順位の話をしました。ボールを下げることが多く、僕はそれを嫌います。人が近くにいても、プレッシャーが掛かっていなければ、優先順位の高いところを選んでほしいですが、なぜかそこをチョイスせず、一番優先順位が低い、後ろに戻すことが非常に多く見られました。その優先順位を変えましょうと。「前」というと、1個前を見るので、1つ「奥」を見ると。奥を使うことで、相手の目線を変えて前向きな選手を使うというメッセージを伝えて、後半に送り出しました。