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ほど良く

「自分では前十字を切ったって信じてないです。だから動けてしまうのかも(笑)」。高知キャンプが始まって今日で3週間。春野のグラウンドでは日を追うごとに、高木善朗選手がボールを蹴る姿を見る時間が長くなっています。高木選手はケガからの復帰に向けて、このキャンプからボールを使ったトレーニングを開始。先週からはミニゴールにボールを蹴り入れるメニューも取り入れていて、その動きの俊敏さに「あんなに大きなケガを負った選手なの?本当はもう治っているのでは?」と錯覚してしまうほどです。高木選手のリハビリを担当している五百川フィジオセラピストによると「それはヨシが持っている運動神経やサッカーセンス、技術で動けてしまっているだけ」だそうで、右膝の靭帯はまだ弱く、筋力も戻さなくてはいけない状態です。ただ、それは当たり前のことで、リハビリは順調に進んでいて、その様子にメディカルスタッフ陣も目を細めています。

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