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満足したくない

2018年、J1リーグから降格しJ2リーグで再スタートを切ったこの年に、渡邊泰基選手は前橋育英高校から新潟に加入しました。クラブにとっては6年ぶり、渡邊選手にとっては、初めてJ1で迎えたホーム開幕戦。その記念すべき試合で先発出場の座をつかんだ感想を、「J1リーグだからと、特別感はなかった」と、札幌戦の後に更新した『モバゼコ』でコメントしていました。普段から、あまり大きな感情の起伏を表に出すことはなく、淡々と努力を重ねている泰基らしいな。と思いつつ、さすがに周りの反響は大きかっただろうと尋ねてみると、「J1だからというよりは、スタメンだったので。それについての連絡をたくさんもらいました」と、J2、J1は関係なく、多くの方に先発出場を喜んでもらえた様子です。ただ、渡邊選手本人は、「これまでと変わらないです」とまったくもって平常心。「札幌戦に出られたことは良かったですけど、それに満足はしたくないです」と、試合で見えた課題と真剣に向き合っています。

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