松橋 力蔵 監督 3月18日(土)vs 浦和レッズ 試合後コメント
非常に残念な結果になってしまいましたが、自分たちがしっかり準備してきたものと、前半の最初に良い形で得点できたことは、非常に良かったと思います。後半、ボールを握る時間も長い中で、取りにいかなければいけないところで前がかりの戦い方にはなりましたが、残念ながらこじ開けることはできなかった、ただ、選手は自分たちの信念を持って、最後まで前に行くところは非常に評価できると思います。
残念な2失点はありましたが、起こるべくして起きた2失点だと思いますので、次節に向けてしっかり改善していきたいと思います。
--「起こるべくして起きた」という失点について。
まずはわれわれの失い方であるとか、セットプレーの場面でここ数試合、1回ではじき返せず、2回、3回と連続して攻撃を受けてしまうところは出ていた。そこで失点しなかった部分はありますが、重なれば重なるほど、失点の確率が高くなってしまうので。きちんとセットプレーの準備もしていますし、対応はしていますが、そこは今日失点につながってしまったのは残念です。
--前半、攻撃時の距離感があまり良くなかった要因は。
1つは少し同サイドを崩し切れない中で、人がそこに寄っている。トップ下にいる伊藤 涼太郎がタイトなマークでなかなか自由にプレーすることができない中で、そこに頼ることばかりではなく、前に攻撃する上では人数をかけなくてはいけない。
そこは後半、修正がかかって、徐々にですけどそういう色は出せたかなと。それが前半にもう少しできれば違ったのかなと、現時点では思っています。
--球際でもう少しというところも見えたか。
セカンドボールもなかなか拾えない中で、われわれは決して空中戦が苦手ではないですけど、長いボールに対するセカンドボールもなかなか回収できることが少なかった。相手にこぼれることによって、そのボールが拾えると景色がガラッと変わるというのはプランの中にあったのですが、そこで拾うことが難しかった。違う形での攻撃は、なかなか出し切れなかったのかなと思います。