松橋 力蔵 監督 4月9日(日)vs ヴィッセル神戸 試合後コメント
自分たちのやろうとしていることをある程度出せた部分はありますが、われわれはボールをつなぐことやビルドアップをやりたいわけではなく、相手のゴールを奪うこと。それがサッカーですので、そこをもう少し表現できたら。勇気を持ってゴールに向かって、相手のCBや中央にダメージを与えるような攻撃がもっとできれば良かったかなと思います。
最後、本来はあってはならないミスで、ああいうような失点を受けて。VAR判定としてはノーゴールになりましたけど。ああいうプレーはあってはならない。ただ、同時に、最後の時間、やられてはいけないというボールに対する執着をもった2人が交錯したところは、しっかりと認めてあげたい。ああいう部分の修正をしないといけないですが。
--危険なところに入っていくところを増やせなかった要因は。
普段は入っていくが、今日はなぜか入っていかなかった。戦術的なことだけに限らず、精神的なこともあると思います。相手の状況、見える景色っていうのも少なからずあって。選手の中では「もう少し手数をかけて」という思いがあったのかもしれないですが、最終的には、CBがいるようなポジションであったり、ゴールの目の前にダメージ与える攻撃はトライしていかないといけない。そこは引き続き、チャレンジしていきたい。トレーニングで積み上げていきたい部分です。
--リーグ戦での無得点は今季初めて。今後に向けての課題は。
僕自身は連敗とか、無得点とかにフォーカスしては見ていない。十分起こり得ることですし。それより自分たちがなぜ攻撃で、最後の3分の1でもう少し相手にダメージを与えることができなかったのかを考えるほうが、今後につながると思っている。次に向けても同じように、そこは積み上げていかなくてはいけないと思う。