松橋 力蔵 監督 6月18日(日)vs 鹿島アントラーズ 試合後コメント
こういう時間、日にちにも限らず、新潟から本当に多く方が来てくださっている中でふがいないゲーム、ふがいない結果で、非常に悔しく、残念に思っています。内容うんぬん、やはりまだまだ私のほうから選手にもう少し明確なものを出せていない。それがこの敗戦の原因だと思っています。
--開始早々の2失点について。
ちょっとアングルが人に被って見えなかったのですが、時計を見て「なんでまたこの時間なんだろう」と、そのときには思いました。ビルドアップに関しては、前半の入りのところはもう少しダイナミックなところを出しながら、少しゲームが落ち着き出したら、というところはあったと思うんですけども、残念ながら早めの失点をしてしまったところもありましたし、自分たちが試合を優位に進めていく上での準備というのも、僕のほうから「つなげ」という指示を出していた中で、最初は良かったんですけど、その後のところまでちょっと残念な失点でした。あれも私の指示ですし、選手をどうこう言うことはないです。その指示どおり、選手はやってくれました。その結果失点したのは、私の責任だと思います。
--明確に伝えられなかったというところは?
このゲームに向けてのリハーサル、トレーニングの中では、しっかりと準備することに関しては非常に手ごたえもありますし、非常に良い準備ができたなという部分もあるんですけども、やはり実際のゲームはリハーサルどおりというよりも、それ以外のことがたくさんあるわけです。
その中の1つであれば、失点をしている時間帯というものに対して、もう少し自分たちのボールになるような、なる可能性の高い、そういうところはまったく言っていないわけじゃないのですけども、やはりそれが少し薄い中で相手にボールを拾われてしまう。セカンドボールに関しては、今日は相手のほうが上回りましたし、そこを取れれば相手もゴール前に人数をかけるので、そこに対して、速く攻撃することもリハーサルではやってはいるんですけども、実際のゲームの中でそれが出てこない。ということは、私のほうでさらに細かいことをたくさんというよりは、もっと明確なものが必要だったんじゃないかと思います。
自分の中ではどういう形でやっていく、というところはあるんですけど、実際、そのリハーサルどおりにはいかないことが多い。その不確定要素のところをどうしていくかは、自分もそうですし、選手の課題かなと思います。