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どこで出ようが

「あれは長谷川のゴールです。私はそう思っています」。前半19分の貴重な1点を守り切り、3試合ぶりに勝点3を掴み取ったアウェイ福岡戦。DAZNでの松橋力蔵監督の試合後インタビューの言葉に、当人である長谷川巧選手は「そう言ってもらえるのは、本当にありがたい」と恐縮していましたが、あの松橋監督のコメントは多くの新潟サポーターの気持ちを代弁してくれたように思っています。新潟U-18所属時は高校2年生から2種登録選手としてカップ戦・天皇杯に出場し、2017シーズンに大きな期待を背負ってトップチームに昇格。しかし、昇格後は思うような結果を残すことができず、群馬、金沢への期限付き移籍も経験してきました。長谷川選手が新潟U-15に所属していた中学生の頃から主戦場としてきた右サイドバックから、1つ前のサイドハーフを任されたのは、わずか1カ月ほど前ですが、天皇杯富山戦での得点に続いて、福岡戦でも得点に絡み、凄まじい勢いで進化を見せてくれています。

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