松橋 力蔵 監督 10月21日(土)vs サガン鳥栖 試合後コメント
非常にもったいないというか、残念な結果でもありましたが、勝点1が取れたことは良かったのかなと思います。
試合の流れ、全体的なところでは、非常にいいプレーが多かった。その内容を結果に結びつけられなかったゲームでもあります。なぜかといえば、ゴール前のところで決定的なチャンスもありましたし、しっかり決め切ることさえできれば勝つことができたゲームだったのかなと。ただ、選手も最後まであきらめずに、90分が終わったホイッスルが鳴るときにはわれわれが勝点3を取っているという強い思いで戦ってくれたことには感謝しています。
前半は少しゴール前のところの攻撃が単調になってしまった。後半も伝えてはいたものの、どうしてもクロスからの攻撃が多くなっている。そこは選手のジャッジに任せているが、僕としてはもう少しコレクティブな関係性を十分作れるスペースはあったので、そこを冷静にプレーできることによって攻撃の厚みができる。それにより2次、3次攻撃につなげられると、よりゴール前の精度は迫力もあり、怖さもあり、観ている人たちにも、「危険なところに入っていけるな」という印象を持ってもらえたかもしれない。そこは次もトライしていきたい。