松橋 力蔵 監督 11月11日(土)vs FC東京 試合後コメント
多くの方にスタジアムに足を運んでいただいた中、ポイント2つが足りなかった、非常に残念なゲームだったと思います。選手は最後までゴールに向かって、ゴールを奪うことに執着したプレーをしっかりしてくれた。足りなかった2ポイントを加算できるようなクオリティーを、さらに追求していかなければならないと思います。
--前後半の立ち上がりで押し込まれたが、無失点で終えた。守備の評価は。
もちろん自分たちがイニシアチブを取れない状況は、必ず90分間の中である。ただ、結果として無失点というところは評価できる。1人かわされ、2人かわされ、キレイに崩され、でも最後にGK含めて得点に結びつけさせないところは結果として出ている。そこまでこないようにするため、組織として、個人としての守り方ももっと上げていく必要はありますが、非常に評価できると思います。
--舞行龍ジェームズ選手と千葉 和彦選手の起用理由と評価について。
彼らの特徴として、フィードの良さ。舞行龍ジェームズは長いボールもそうですし、前進していくドライブの良さもあり、かつ冷静に判断できる。あとは精度の高さ。チャレンジする姿勢を非常に持っている選手。相手が前から来る。相手を引き込む。両方状況に応じて守らないといけない中で、打開策、アイディアを多く持った選手。
千葉 和彦はご存じのとおり、ここ5試合の中でフィードの成功率が非常に高い。練習の中でも高い。もちろんエラーはありますが、相手の意表を突く。彼以外の選手が彼と同じものを持っているわけではなく、彼の良さは相手のスキを突くこと。(相手が)しっかりと守っていく中でも、ちょっとしたボール1個が通るか、通らないかのところで通せる彼の能力とチャレンジ精神は、今日の相手に対してはかなりダメージを与えられると思ったので、起用しました。