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地に足を付けて

「打った瞬間『決まった!』と思いました」。長倉幹樹選手にとって約1月半ぶりの出場となったFC東京戦。後半アディショナルタイムに放ったヘディングシュートは惜しくも相手GKの好セーブに阻まれました。「わざと相手選手の視界から外れて、クロスが上がってくる瞬間に相手の前に入り込んで先に触ろうと考えていました。相手より先に触れればゴールできるなと思っていたのですが、コースが甘かったです(笑)」と、あのシーンに関しては完全に幹樹のイメージ通りだったものの、ゴールが決まらなかったことだけがイメージと違ったようです。「久しぶりのリーグ戦出場で、長くはない出場時間でしたけど最後の最後にチャンスがあって、あれを決めていれば勝てていましたよね」と、語る幹樹はいつもの飄々とした姿とは異なり、悔しさを滲ませていました。

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