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完全復活のシーズンに

「去年のキャンプはリハビリだったので、自分がやっていることは、『やらなきゃいけないこと』でした。プレーできないことを自分で受け入れていたので、当時はそれほど思わなかったですけど、今年はみんなと一緒にプレーできるキャンプを過ごして、改めてサッカーができるありがたみを感じました。多少きつくても気持ちに余裕があったというか。去年のサッカーができないキャンプの方がきつかったかな」。高知キャンプも残り数日になった頃、高木善朗選手と春野総合運動公園陸上競技場のスタンドを見ながら「去年のヨシ君は、錘を背負いながら黙々とあのスタンドを昇り降りしてたよね」と思い出していました。リハビリから開始した昨シーズンの悔しさ、ケガでプレーできなかった悔しさを胸に挑んでいる今シーズン。高木選手は今シーズンの開幕を迎えた鳥栖のピッチでサッカーができる喜びを感じていました。

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