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笑顔がモチベーション

「あのゴールはラッキーでした。乗ってきたという感覚を得られるかは、次の試合次第です」。長倉幹樹選手が今季初ゴールを決めた前節・東京V戦から2週間。相手のパスをカットするとゴール前まで駆け上がり、豪快に放ったシュートシーンを私はまだ鮮明に覚えていますが、長倉選手本人は「どうだったかな?」と、記憶が曖昧になってきています。ピッチに入る前には小倉ヘッドコーチから「ゴールの外に流れるんじゃなくて、中にいた方がいい」と言われたそうで、「何でか分からなかったですけどその通りで、シュートチャンスも来ました」と2週間前の記憶を辿る長倉選手。ゴールシーンをすぐに思い出せないのは、シュートが決まった後の光景があまりにも強烈だったからで、「自分のゴールでサポーターがあんなに喜んでくれるなんて」と、チームとサポーターが一体となった歓喜のシーンは今も脳裏に焼き付いています。

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