凌とイナムへ
9月4日(水)ルヴァンカップ準々決勝・第1戦の前半アディショナルタイム。ペナルティエリア内で相手選手と接触し頭を強打した舞行龍ジェームズ選手は、ピッチに倒れうずくまったまま、しばらくの間、動くことはありませんでした。「首と手が痺れていて、左手に力が入らなくて。でもちょっとずつ感覚が戻ってきたから最初は『できるかな』って思って。やりたかったけどドクターに止められました」と、衝突の後もプレー続行を希望していた舞行龍選手。脳震盪の疑いがあったためそのまま途中交代となり、メディカルスタッフに支えられながらロッカールームに戻った後には気持ち悪さを感じていたそうで、「結果的にはプレーを続けなくて正解でした」と、激しい接触からの数分間を振り返ってくれました。「俺がヘディングして、ふっと力が抜けた瞬間に相手と当たってしまったので、それがダメだったんだと思います」。空中戦でのアクシデントは、力が抜ける前のタイミングで当たっていたら何の問題もなかったことを舞行龍選手は強調し、「今週は問題なくいけると思いますよ」と、湘南戦への意欲を口にしています。