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新たな歴史を

アルビレックス新潟の2024 JリーグYBCルヴァンカップの道のりは、2回戦・いわきFC戦の長谷川巧選手のゴールから始まり、決勝まで繋がれました。「言われてみたら、そういうことでもあるのかな?」と巧選手自身は、いわき戦開始6分の自身の先制ゴールについては控えめですが、「いわき戦は、ずっと押し込まれていて結構きつい試合でしたけど、1点のリードは自分の心の中で大きかったです」と、初戦を振り返っていました。

「決勝進出は嬉しいことですけど、自分としては、この大会で何もできていないので、何とも言えないです」と、話す巧選手。準々決勝、準決勝では「準々決勝だ。準決勝だ」のようなメンタリティーではなく、リーグ戦と同じように「何かを残さないといけない」という気持ちでプレーしていて、どの試合でも、当然「決勝に進みたい」という想いで試合に臨んでいましたが、それよりも「次の試合も出られるように何か残さないと」という気持ちの方が強かったとか。「準決勝のフロンターレ戦の後はメンバーに入れていないので、そういう意味では、ぜんぜん足りていない。到底納得できる結果ではないと思っています。だから決勝も『決勝だ!』という気負いみたいなものはないです」と、決勝のピッチに立っても「次の柏戦に出るために、何かを残さないといけない」という思いの方が強いと話します。

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