「ルヴァンカップを経て、燃え尽きているような選手は一人もいない。余裕などない順位でもあるし、できるだけ高いテンションで次の試合に臨める雰囲気づくりをしたい」。その熱源がGKチームであるべきと、航斗は柏戦に向けた練習再開初日から、気を引き締めて取り組んできました。ゴールを決めるべきポジションの選手が洗練されるには、GKチームがトレーニングでどれだけ迫力を持って弾き出せるかが肝心。「攻撃練習では、海斗くんや小野さんにいい意味で余裕があって、落ち着いた状態でゴールを決めていた。3点を取れていた名古屋戦以降、いい傾向にある」と、対峙する攻撃陣から強いエネルギーを感じています。

上述の航斗の姿勢、そして「ルヴァンを引きずるのは次の戦いに向かうチームに対して失礼」と、きっぱりと語るように、視線は先へ。それでも、6万人を超える大観衆のなか、ルヴァンカッ