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【コラム】えのきどいちろうのアルビレックス散歩道 第533回

「新しいアルビ」

 

 今年最後の担当コラムです。前回は最終節・浦和戦前の掲載で、J1残留への祈るような気持ちを綴りました。嬉しいことに「リアリズムとファンタジー」(前回コラムタイトル)のうち、リアリズムが実り、アルビは無事16位での残留を決めています。ぎりぎりのスレスレだったわりに、シレッと柏を抜いて「ブービー残留」(?)だったのがちょっと嬉しかった。

 

 まぁ、だけどこれはJ1を20チーム制に拡大したおかげでもあります。レギュレーション変更に守られたJ1残留という事実を肝に銘じる必要がありますね。でも、「どんな形でもいいので、どんなにカッコ悪くてもいいのでJ1にしがみつく」(堀米悠斗主将)の姿勢を貫き通したチームを誇りに思います。(起用のわかっていた)興梠慎三をしっかり抑え切った「スタメンCB早川史哉」も素晴らしかった。

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