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【モバゼコ】試合後選手コメント 3月15日(土)vs FC町田ゼルビア

今回は 長谷川 元希 選手、ジェイソン ゲリア 選手のコメントをお届けします。

モバアルZオリジナルメント「モバゼコ」は、アルビレックス新潟 広報部が試合後の選手に直撃。ゲームの振り返りや手ごたえ、ときには悔しさをテキストでお届けするコンテンツです!

 

MF No.41 長谷川 元希 選手

---今日の試合を振り返ってください。

 

ここまで6試合を戦った中で今日が一番何もなかったというか、全てで相手に上回られた。自分たちも3バックで試合に入ったが、相手をリスペクトしすぎて、自分たちらしさを出すことができなかった。

 

後半も良くはなかったが、まだ自分たちらしさが出ていたと思う。とにかく前線の選手が決められなかったことが敗因だった。

 


---自分たちの良さが出なかった原因はどこにあると感じていますか?

 

3バックというシステムが初めてのチャレンジでもあり、相手をリスペクトした上で、もっと積極的なプレーがあってもよかったと思うし、リスクを取らないセーフティーなプレーが多かったようにも思う。

 

また、個人としても相手のマークを一人剥がすといったような、違いを生み出すプレーをもっとすることができれば良かった。

 


---前半、攻撃がうまく機能しなかったのは何が原因だと考えますか?

 

シンプルに相手のプレスを受けすぎたというか、後ろに重かったように思う。前線の3選手と後ろの選手が分断されていたというか、前線にボールをつけることはできたが、その後がなかった。

 

やはり、相手も実力のあるチームだから、一人ひとりが繋がっていないとうまく攻撃が機能しない。

 


---相手のプレスは厳しく感じましたか?

 

今までの相手以上にプレスが厳しかった。それを剥がすことができれば良かったが、一人ひとりが守備が強く、なかなか思い通りにはいかなかった。

 


---今までの試合に比べて、裏へのボールが少なかったようにも思います。

 

受け手の背中側からボールを奪いに来る相手だから、ボール保持者の視点ではおそらくフリーに見えていると思うが、実際にパスが出ると相手がバチンと当たりに来る。

 

前線の選手が足元で受けすぎたというか、ボール保持者の景色からはパスを出せると思ってしまった分、裏の選択肢がなくなってしまったと思う。

 

また、一人ひとりが与えられたポジションにこだわりすぎて、相手に簡単に捕まえられていたとも思う。

 


---後半はゴール前まで迫るシーンも見られました。

 

自分たちのいつも通りのシステムに戻ったことと、相手が新潟のサッカーをリスペクトして、そこまでプレスをかけに来なくなったことが要因だと思う。

 

確かに後半はボールを持てるようになったが、自分としては何もしていないというか、前後半含めて自分の出来次第でもっと結果を変えられたと思う。

 

今年のサッカーは自分次第で内容が変わってくる部分もあるから、今日は自分自身のプレーが良くなかったことが、そのまま影響してしまったと思う。

 


---来週にはルヴァンカップの初戦、八戸戦を控えています。

 

相手がどうこうではなく、全員が勝利に飢えているから、まずは今シーズン初勝利を掴みたい。毎試合、勝つということを言っている上で、勝利を届けられなくて申し訳ない。次はアウェーゲームだがしっかりと勝って、また決勝のステージに立てるように頑張りたい。

 


---本日も大勢の新潟サポーターがアウェイまで駆けつけてくれました。

 

今日もホームのような雰囲気で僕たちを迎え入れて、僕の新しいチャントもつくってくれて、本当にいつも感謝しかないからこそ、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱい。

 

サポーターの人たちもいろいろな感情があると思うし、勝てていない現状がある中で本当に申し訳ない気持ちだが、自分たちもやっていることは間違っていないと思うから、自分たちを信じて応援してほしい。

 

選手もスタッフも100パーセントでやっているから、早く期待に応えられるようにしたい。僕たちはやる気だから、今後とも熱い応援をよろしくお願いしたいと思う。
 

 

 

DF No.2 ジェイソン ゲリア 選手

---今日の試合を振り返ってください。

 

まずは町田が彼らの強みを生かしたロングボールを使い、セカンドボール、さらにそのこぼれ球を必ず回収するというプランを徹底してきた中で、彼らがチャンスを掴み、それがゴールに繋がってしまったゲームだったように思う。

 

一方で我々は準備をしていたものも含めて、上手くいっていた部分もあれば、上手くいかなかった部分もあった。

 

そこに関しては次のゲームに向けて改善していかなければならない。何よりも良い結果を残すことができずに90分が終わってしまったことが非常に残念だった。

 

 

---ロングボールを多用してくる相手の攻撃への対応は難しかったですか?

 

前半に関しては、ボールを奪うためにどのようにプレスをかけていこうかと考えて実行しようとしていた中で、彼らは長いボールを蹴り、FWのエリアにボールを落として、それにより少し空いてしまったバイタルエリアに転がるセカンドボールへのアクションが相手の方が一枚上手だった。


ただ、後半はシステムを少し変えて、プレーしやすくなった。ボール保持時に関してもプレーしやすい状況になったことで、チャンスをつくることはできたが、そのチャンスを活かせなかったということが自分たちの課題だと感じている。
 

 

---システムを変更した上で、どのようなことを考えながら試合に臨みましたか?


今日のゲームは3バックで試合に入ったが、テーマとしては常に、我々がボールを保持しながらも、相手ボールになった時にはプレスをいかに上手くかけることができるかということだった。

 

ボール保持の形やプレスのかけ方など、さまざまなことを考慮して、今回はこの形がふさわしいということで準備を進めてきた。

 

確かに前半はかなり苦戦したけれど、僕らの感覚として、これはもっと良くなっていく形だと思う。だからこそ、引き続き状況に合わせて、いいプレーができるようにいい準備することを続けていきたい。

 


---勝利を掴むためにどのような部分を改善していく必要があると思いますか?

 

開幕して6試合を戦ったが、私たちはどの試合においても失点をしてしまっているから、守備面はもちろん改善しなければならない状況にある。


ただ、守備面の構築において、新しいチームになってから公式戦を6試合しかプレーしていないということも事実であり、シーズンを過ごしていくことで我々は必ず良くなると思う。そのためのトレーニングをチームとして積み重ねているし、良くなる未来が見えてもいる。

 

また、攻撃に関しても、当然現状は満足できるものではないから、これからも引き続きハードワークをして、昨日よりも今日、今日より明日が良くなっていくようなトレーニングを積み重ねていきたい。

 

自分自身としても前を向けるように、そしてさらなるレベルアップができるように準備をしていきたい。