【アイノモト vol.53】ジェイソン ゲリア
モバアルZの定期コラム「アイノモト」は、2020年からモバゼーにたびたびコラムを寄稿していただいた野本桂子さんによるテキストコンテンツ。
今季はクラブオフィシャルライターとしてチームの今を届けてくれます。
10年以上、ほぼ毎回のトップチーム活動に取材へお越しになり、チームの紆余曲折を見守ってきた野本さんが注ぐチームへの愛情、記者としての独自の目線、愛とEYEで綴る「アイノモト」をご覧ください。
「僕らのクオリティーを、僕ら自身が疑ってはいけない」
「過去は過去。スタッツはスタッツ。次に来るゲームは新しい試合。過去に引っ張られないことが、僕らが勝利する上で大切なことです」。
今節対戦する浦和レッズに、最後に勝利したのは、2006年のホーム戦。インタビュー中、その事実を初めて知ったジェイソンゲリア選手は、少し驚いたのちに、クールに微笑みながら、先ほどの言葉を述べました。
19年もの月日が過ぎたことにより、アルビレックス新潟と相性の悪い印象が拭えない浦和。J1での対戦成績は、1勝7分24敗です。しかし、そんなことにとらわれ