【アイノモト vol.57】堀米 悠斗
モバアルZの定期コラム「アイノモト」は、2020年からモバゼーにたびたびコラムを寄稿していただいた野本桂子さんによるテキストコンテンツ。
今季はクラブオフィシャルライターとしてチームの今を届けてくれます。
10年以上、ほぼ毎回のトップチーム活動に取材へお越しになり、チームの紆余曲折を見守ってきた野本さんが注ぐチームへの愛情、記者としての独自の目線、愛とEYEで綴る「アイノモト」をご覧ください。
リーグ前半18試合(1試合未消化)を終え、3勝7分8敗で19位。今季から樹森大介監督体制となったチームは、従来のポゼッションスタイルをベースに、キャンプからアタッキングサードでの迫力をプラスしようと試みてきました。勝てそうで勝てない、うまくいかない。もどかしい約5カ月間をどう過ごし、乗り越えてきたのか、堀米悠斗キャプテンにお話を伺いました。
サポーターとのふれあいは「すごく励みになりました」
――6月4日と5日は、久々に練習が一般公開され、たくさんのサポーターが見学に来てくれました(注:4日は250名、5日は350名。各日事前抽選で選ばれた100名にはファンサービスも実施)。直接触れ合ってみて、いかがでしたか?
「すごく励みになりました。スタジアムで感じるものとは、まったく別もので。勝てないときスタジアムで受ける声は、実際かなり厳しいですし、SNSのメッセージ機能から直接DMを送ってくる人もいます。僕自身は、SNSの声をシャットアウトできるんですけど、実際、そこに悩んでいる選手も見ているので、こういう機会