【アイノモト vol.66】ブーダ
モバアルZの定期コラム「アイノモト」は、2020年からモバゼーにたびたびコラムを寄稿していただいた、野本桂子さんによるテキストコンテンツ。今季はクラブオフィシャルライターとしてチームの今を届けてくれます。
10年以上、ほぼ毎回のトップチーム活動に取材へお越しになり、チームの紆余曲折を見守ってきた野本さんが注ぐチームへの愛情、記者としての独自の目線、愛とEYEで綴る「アイノモト」をご覧ください。
ブーダという、新たなる希望
急展開の移籍話がまとまり、ブーダ選手がシーズン中のスウェーデンから、慌ただしく新潟へやってきたのが7月下旬。そこから2週間で、J1デビュー戦を迎えました。
8月11日のJ1第11節・セレッソ大阪戦。初先発すると、開始2分、DFの背後へ抜け出して千葉和彦選手からのロングボールを胸で収め、右へ流れてクロスを上げると、その流れから堀米悠斗選手の先制点が生まれました。
「ゲーム前のロッカールームで、千葉さんとは、僕がどういうタイミングで動き出して、どこでボールが欲しいかという話をしていた。その通りの素晴らしいボールが来た」と、ブーダ選手。