【コラム】えのきどいちろうのアルビレックス散歩道 第551回
「10月の味スタ」
J1第34節、東京V×新潟。
敵将・城福浩監督がうまい表現をしてたんですよ。
「ゲームはざっくり90分で見れば、60分と30分というような見方ができると思います。30分間ぐらいは我々の時間だったと思っていて、そこで点を取れたことは良かったと思います。ただ、あとの60分は、我々が思い描いたものとは少し違ったものになったかなと思います。もちろん新潟さんがコンビネーションでつないでくることはわかっていましたけども、我々ももう少し焦れずにつなぐことができたと思うし、新潟にも守らせることができたと思うので、自分たちからちょっとペースを手放してしまったなという反省点はあります。全員で守り切るところはいまのヴェルディらしい戦い方ではありますけれども、われわれの目標はもっと相手陣でサッカーをすることと押し返すこと、われわれがボールを持った中で時間が推移すること。ここはあきらめないでやりたいと思います」(監督会見より)
