【アイノモト vol.76】若月 大和
モバアルZの定期コラム「アイノモト」は、2020年からモバゼーにたびたびコラムを寄稿していただいた、野本桂子さんによるテキストコンテンツ。今季はクラブオフィシャルライターとしてチームの今を届けてくれます。
10年以上、ほぼ毎回のトップチーム活動に取材へお越しになり、チームの紆余曲折を見守ってきた野本さんが注ぐチームへの愛情、記者としての独自の目線、愛とEYEで綴る「アイノモト」をご覧ください。
「こういう選手です」。アピールできた初ゴール。

 
「サポーターは、ただでさえ降格が決まってがっかりしているのに、さらに負けてがっかりさせて帰らせたくない。降格が決まっていても、来年は希望があると思ってもらえるようにしたい」。若月大和選手の思いは、1つのゴールにつながりました。
他チームの試合結果を受け、J2降格が決定した翌日のJ1第35節・ヴィッセル神戸戦。
一時は0−2と劣勢に立たされますが、74分に島村拓弥選手が1点を返します。さらに90分、若月選手が追加点を決めて2−2に。今季加入した2選手の移籍後初ゴールで、アルビレックス新潟は昨季J1王者を相手に、意地の勝点1を手にしました。

