『ラランジャ・アズール』編集こぼれ話 vol.53
こんにちは。『ラランジャ・アズール』編集担当の野本です。
6月13日発売のvol.53の表紙&巻頭インタビューは、千葉和彦選手。
名古屋での2年間の経験や、新潟で成し遂げたいことなど、飾ることなく明かしてくれた想いをたっぷりお届けしています。
今回の裏話は表紙コピーの「ブラボー」について。
千葉選手が、ピッチで味方を褒めるときによく発している言葉です。
初めて聞いたのは、今年2月の高知キャンプで行われた練習試合中。
ある前線の選手が絶好のチャンスになる位置に動き出したものの、そのタイミングではボールホルダーからパスが出てこず、残念そうにした瞬間、「ナイスポジション! ブラボーブラボー!」という千葉選手の声が飛んできたのです。
その超ポジティブワードで、ムードもすぐに切り替わって試合は進んでいったように見えました。
「見えているヤツが言わないと、次からそういう場面で止まっちゃうと思うんですよ。そういうところを見てあげられるかどうかで全然違ってくると思うんです。ピタッと合うパスがなかなか出ない中でも、動き出しを繰り返しているヤツらが止まらないように、動き続けられるように」。
試合中は、結果につながりそうだったいいトライはどんどん褒めて、細かな指摘は試合後にしたいという千葉選手。
今季の攻撃の好調は「ブラボー」効果も大きいのではないかと思っています。
【ラランジャ・アズール お宝写真館】
今月の「TALKS!」に、プロになって初めてできた年下の後輩・三戸舜介選手と登場した本間至恩選手。
こちらは本間選手が高卒ルーキーだった2019年の9月に撮影した、岡本將成選手、秋山裕紀選手、藤田和輝選手という2000年生まれの同期ショットです。(2019年 vol.37より)
【御礼】
本誌で連載中の藤田雅史さんの小説「オレンジタウンストーリーズ」単行本化にあたり、読者の皆さんからエピソード投稿を募集しました。おかげさまで素敵なストーリーが集まり、思わず笑ったり、ちょっとうるっとしながら、校正作業を進めています。ご応募いただいた皆さん、ありがとうございました。
単行本の発売は7月11日に決定。「ラランジャ・アズール」次号のvol.54と同日発売です。
詳しくは「ラランジャ・アズール」公式サイトでお知らせしていきます。
https://laranja-azul.jp/