『ラランジャ・アズール』編集こぼれ話 vol.55
こんにちは。『ラランジャ・アズール』編集担当の野本です。
8月22日発売のvol.55の表紙&巻頭インタビューは、キャプテン堀米悠斗選手。
取材と撮影を行なった7月下旬は、東京五輪の真っ最中。
スケートボード男子ストリートで堀米雄斗選手が金メダルを獲得し、そのことをTwitterでつぶやいたアルビの堀米選手も注目されていたころでした。
そのため、今回のロケでは堀米選手の発案により、アマゾンで買ったという自前のスケートボードと共に撮影。
表紙は、ユニフォーム姿、トレーニングウエア姿、スケボー姿と3案をつくってクラブにお見せしました。
とはいえ、本業はサッカー選手。
「スケボーの写真に『リスタート』っていうコピーがのると、転職するみたいだよね……」
と、編集部内ではボツになりかけていたのですが、
クラブからは「ぜひ、スケボーで!」とのお返事が。まじですか!
デザイナーと話し合い、表紙はユニフォーム、裏表紙はスケボーという形でいくことに。
サポーターズマガジンだからこそできた、遊び心のある仕上がりとなりました。
(ちなみに堀米選手はスケボー初心者。チームでスケボーがうまい人は、ロメロ フランク選手と藤田和輝選手だそうです)
本誌インタビューでは、チームの雰囲気の良さや、自身の役割などについて。
コラムでは「新潟愛」について、語っていただきました。ぜひ、ご覧ください。
【ラランジャ・アズール お宝写真館】
今回は新潟に加入した2017年8月、22歳の堀米悠斗選手の写真です(「ラランジャ・アズール」vol.18)。
初対面から、明るい笑顔が印象的だった堀米選手。
17年1月初旬に最初のインタビューを申し込み、スポニチさんと待機していると、
「はじめまして! 札幌から来ました、堀米悠斗です!! よろしくお願いします!!!」
と、礼儀正しい元気ハツラツBOYが登場。こちらの背筋も伸びるようなあいさつをされたことは初めてで、今でも忘れられません。それは、人見知りする若手選手が多かった新潟に、新たな風が吹いた瞬間でもありました。
いつも主体的にチームに関わる中で、もめごとがあれば仲裁に入ったり、監督が変わるたびに疑問点を素直に質問したり、見えないところでも頑張ってくれている堀米選手。
これまでの苦労が報われる1年になってほしいと思います。