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「ラランジャ・アズール」vol.36では、表紙のレオナルド&フランシスをはじめ、対談企画「TALKS!」の新井直人選手&岡本將成選手、綴じ込みポスターの野澤選手&ジェルソンコーチと、力のある2ショットが満載の号になりました。

 

こうしたロケーション撮影は、カメラマンとの共同作業。

編集サイドで「こんな風に撮りたい」というテーマをもとに、手描きのサムネイルや、雑誌などから拾った画像をカメラマンに見せながら撮影イメージを伝え(ちなみに反響を呼んだvol.31のブラジル国籍選手6名の集合写真のイメージソースは、Suchmosでした。まったく違った雰囲気になりましたが。笑)、広報の方々に衣装や道具の準備をお願いして、当日に臨みます。

 

 今回の野澤選手とジェルソンコーチの2ショットに関しては、表紙含め2ショットを正面から撮るページがあることを踏まえ、

変化をつけるために奥行きを使いたい。→GKなのでゴールを使おう。→奥側にジェルソンコーチに立ってもらい、10シーズンにわたって野澤選手の成長を支えている関係性を表現しよう……という具合に、イメージをつくりました。

 

 こちらでは、その原案と、実際に形になった画像の比較をご紹介してみました。最後、シャッターを押す段階では、光や構図のバリエーション等、カメラマンの表現力を信頼してお任せしています。1つのアイデアが、いろんなスタッフの力を借りることによって、予想以上の形になる面白さがあります。

 

本誌では、こちらとは別バージョンの写真を掲載しています。また、撮影時の面白エピソードは、本誌の「取材日記」で書かせていただきました。

 

8月24日発売の「ラランジャ・アズール」vol.36で、ぜひご覧ください。

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