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【アイノモト vol.81】楢原星一

モバアルZの定期コラム「アイノモト」は、2020年からモバゼーにたびたびコラムを寄稿していただいた、野本桂子さんによるテキストコンテンツ。今季はクラブオフィシャルライターとしてチームの今を届けてくれます。

 

10年以上、ほぼ毎回のトップチーム活動に取材へお越しになり、チームの紆余曲折を見守ってきた野本さんが注ぐチームへの愛情、記者としての独自の目線、愛とEYEで綴る「アイノモト」をご覧ください。

 

 

メディカル組織を構築

 

 

 今季限りでチームを去ることになった、“ナラさん”こと楢原星一(ならはら・せいいち)さん。2019年からトレーナー、21年からはチーフトレーナーを務め、7年に渡ってアルビレックス新潟の選手のパフォーマンスを支えてきました。

 ナラさんは1980年、神奈川県出身。子どもの頃からサッカーをしていましたが、座間高校2年のときにケガをし、学生スタッフとしてトレーナーやグラウンドマネージャーになってチームを支えたことが、今の仕事に就くきっかけとなりました。卒業後は神奈川衛生学園専門学校へ進み、鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。2002年から横浜FCでトレーナー、05年からチーフトレーナーを務めます。その後、見識を広げるために10年から株式会社ドーム(いわきFCの親会社)へ。野球、陸上、ゴルフ、アメリカンフットボールなど、さまざまな種目のトップアスリートの現場で活躍。WBC日本代表選手の自主トレを担当したり、16年のリオ五輪で陸上競技日本代表選手のトレーナーを務めたりと、豊富な経験の持ち主です。

 


 
 今季のメディカルスタッフは、ドクターの渡邉聡先生をトップに、チーフトレーナーのナラさん、

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