この悔しさを
アディショナルタイム90+4分での勝ち越しゴール。しかし、スタジアムの歓喜はつかの間で終わり、悔しさとともに迎えた試合終了時には、私は言葉を失っていました。中断期明け初戦となった昨日の大宮アルディージャ戦は新型ウイルス禍、しかも台風の影響で、キックオフ前にはピッチ脇の人工芝がめくれ上がるほどの強風が吹く天候にも関わらず、デンカビッグスワンスタジアムには、12,587人ものお客様がご来場くださいました。谷口海斗選手が放ったシュートがゴールに吸い込まれた瞬間は、スタジアムで、そしてDAZNを通じて新潟の戦況を見守ってくださっていた誰もが、決勝ゴールと信じて疑わなかったはず。しかし、その1分後に大宮・西村選手に決められた同点弾で勝利がするりとこぼれ落ちる結果となってしまいました。試合後の会見でアルベルト監督は、「このようなことが起こり得るのがサッカーですが、この結果に満足できるかというと、決してそうではなく、信じられない気持ちでいっぱいです」とコメントしていましたが、このような形で、リーグ再開を待ち望んでいた皆さんに勝利を届けられなかったことが、残念でなりません。