アルベルト プッチ オルトネダ 監督 11月21日(日)vs ザスパクサツ群馬 試合後コメント
1試合を通して群馬さんにチャンスを作らせず、逆にわれわれがチャンスを作り続けていたと思います。10個を超えるくらいの決定的なチャンスを作ってくれました。攻撃だけでなく、ボールを奪われた瞬間の切り替えの速さも、90分間選手たちは高いレベルで表現してくれました。
選手たちにも直接伝えたばかりですが、いま表現しているレベルの高いプレーに誇りを持ってほしいですし、私自身も誇りに思っています。今季、私とともにプレーしている選手たちの多くが、ほかのチームでなかなかプレー時間を得られなかった選手ですし、若い選手も多くいます。その彼らがレベルの高いサッカーを表現できるようになったことを誇りに思います。勝利を収めることはできませんでしたが、彼らにこれ以上求めることはできません。
--来季の去就について報道が出たが。
今季の終了とともに新潟を離れる決断を下しました。このクラブに、この新潟という街にとても深い愛情を抱いていることは、皆さんご存じかと思います。けれども、クラブを離れるという難しい決断を下しました。詳しいことは来週記者会見を行う予定なので、そこで説明させていただければと思います。明確にしたいのは、これは私自身が下した決断であることです。クラブは私の続投を希望し、あらゆる努力をしてくれました。けれども人生において、難しい決断を下さなければいけない瞬間がある。そして、それを私自身が下したという流れです。
いずれにせよ、新潟の人々、クラブ関係者、サポーターの皆さんが、私だけではなく私の家族も暖かく迎え入れてくれて、この2年間は故郷にいるような時間を過ごすことができました。そういう意味でもとても感謝していますし、彼らへの愛情は永遠に続くと思います。ただ、まだ2試合残っています。残念ながら、われわれはすでに昇格争いから外れてしまいましたが、それにもかかわらず、選手が表現してくれたとおり、チームは目の前の試合に勝利を目指して全力を出し尽くしてくれるチームです。あと2試合、全力で勝利を目指して戦ってくれると思います。