「広島戦は観に来てくださった方、応援してくださる方にとってもサッカーの醍醐味を楽しめた試合だったと思います」。今日の練習後の松橋力蔵監督のコメントでも分かるように、久しぶりにホームで味わった勝利の喜びは、サポーターの皆さんだけでなく、選手・スタッフにとっても格別なものでした。先制点を挙げた三戸舜介選手、そして新潟らしい華麗なパスワークからの追加点でマン･オブ・ザ・マッチに輝いた新井直人選手の活躍はもちろんですが、ダニーロ ゴメス選手のアクシデントにより5月の横浜FC戦以来のリーグ選手出場となった松田詠太郎選手の躍動する姿には胸が熱くなりました。「若手選手の勢いの火を消さないようにすること。選手にどう火をつけるかが、自分の大切な役割」と、冒頭のコメントに続いて松橋監督は報道陣にお話していたのですが、これからリーグ後半戦を戦っていく上で、若手選手の躍進が勝利の鍵になっていくのかもしれません。