絶好のチャンス
「もともとこの時期に練習に参加する予定になっていたので、タイミングがすごく良かったです」。6試合ぶりのリーグ戦勝利となった前節・京都戦では、ルヴァンカップいわきFC戦でJリーグ公式戦デビューを果たした特別指定の稲村隼翔選手がベンチメンバーに名を連ねました。4月13日(土)に東洋大学のリーグ戦を終えて、そのまま新潟入りした稲村選手は、札幌戦翌日の練習メンバーを見て、「いわき戦はスタメンもあるかな?」と思ったそうで、先輩たちからは「イナム、スタメンじゃね?」と言ってもらっていたこともあり、チーム合流から短い期間ではありましたが、いわき戦に向けて先発出場の覚悟も準備も万全でした。「いわき戦はまったく緊張しなくて、楽しかった」と稲村選手が言う通り、公式戦初出場らしからぬ堂々としたプレーと楽しそうな表情が印象的でしたが、それはCBでコンビを組んだ千葉和彦選手の頼もしい存在があったからこそだったようです。