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こんにちは。『ラランジャ・アズール』編集担当の野本です。

10月23日発売のvol.57の表紙&巻頭インタビューは、早川史哉選手。
約2年ぶりに、表紙と巻頭インタビューに登場していただきました。

表紙の注目ポイントは、もりっと、たくましい太もも。
ふくらはぎも、みっちりと詰まっています。
さらに指先から足裏までも、毎日欠かさずケアしているという早川選手。
その足で、しっかりと踏ん張り、跳躍し、前線に届く縦パスを送る。
元来の武器である賢さにフィジカルも着々と備わり、ますますの活躍が期待されます。

その賢さは、ルーキーイヤーから発揮されていました。
早川選手が加入した16年、吉田達磨監督(現・シンガポール代表監督)のもと、ボールを保持する新たなサッカーに取り組み始めた中で、ゾーンディフェンスが導入されました。
新潟はそれまでの3年半、柳下正明監督(現・金沢監督)のもとでマンマークディフェンスに取り組んでいたため、もともと所属していた選手たちは苦戦。その中で、フレッシュな早川選手がいち早くやり方を飲み込み、周りに指示を出す姿が印象的でした。
その後、急性白血病の治療を経て、本格的にシーズン初めから復帰した20年は、アルベルト監督の新たなサッカーを吸収し、その中で自分の持ち味を表現しています。

“新潟魂”とも言えるハードワークや球際の厳しさは持ち合わせつつ、新たな戦術にも柔軟に適応。
その中でエラーが起こり、課題が見えれば真正面から向き合って解決に取り組み、次の試合ではアップデートした姿を見せる。それもまた、早川選手らしさです。

うまければ、強ければ、もちろん格好いい。
でも、うまくいかないとき、強くあり続けられないときでも、自分に矢印を向けて前進し続ける姿もまた、魅力的だなと思います。
(一方で、勝利した後に、笑顔でプラネタスワンにはしゃぐ姿もまた、いいですよね)

そんな早川選手の人間性がにじむインタビュー、ぜひご覧ください。


【ラランジャ・アズール お宝写真館】


 

2019年のvol.33から、早川選手とエキップメントマネージャーの玉川皓太さん。
当時、本誌に設けていたグラビア撮影ページでのワンショットです。
このカットは、早川選手が練習後に自分でスパイクを磨いているという話を聞き、提案したもの。背景にきれいに並んだぴかぴかのスパイクから、玉川エキップの丁寧な仕事も伝わりますね。

 

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