松橋 力蔵 監督 8月18日(金)vs アビスパ福岡 試合後コメント
勝点3をしっかり取ることができて、本当にうれしく思います。この『3』は大きいと思いますし、出ている選手に限らず、全員で取った勝点3だと思います。天候や環境面が非常にタフで、われわれに限らず、福岡さんも非常に難しいゲームだったと思いますが、その中で手繰り寄せたというのは非常に評価できると思います。
--前半から構えて守る相手に対してどう挑んでいくプランだったのでしょうか。
守備が素晴らしいチームですので、手数をかけて行くということと、守備の対応をさせないくらいにボールをどんどん動かして、ただ速いだけではなくて緩急をうまく使いながら、ところどころで相手のスイッチが入った瞬間にその矢印を折るような進入の仕方というのは少し意識して入りました。
--初先発の長倉 幹樹選手や、ほかに久しぶりの選手が先発をするというところで、チームの総合力が見えたような気がします。
それぞれの良さが出たゲームだと思います。ただ、それは周りの選手のサポートがあったからですし、本当に全員でそれぞれの良さを引き出せたゲーム。ただ、ここでしっかりつながれば2次、3次攻撃ができるところでのミスというものは、前半にいくつか見えたので、そこからの精度はもっと高めていかないといけないかなと思います。
--前節・湘南戦後に「戦術以外の部分が足りなかった」というお話をされていましたが、今日の試合はどうでしたか?
先制点を奪われるのではなく、奪ったというところでは、まあ湘南戦に比べれば、そこは良かったんじゃないかなと思います。ただ、さらに手数をかけて良い攻撃につなげていくところがまだまだ足りない。最初に言ったように本当にタフな環境でのゲームで、そこでの難しさを感じています。